私はブログを始めて1年経った頃にパソコンの調子が悪くなり、パソコンをMacに切り替えました。
主な理由としては、M1Macが発売されてすぐだった事があるのですが、その際にあまり下調べをせずに購入して、感動したことと困惑したことの両方がありました。
そこで今回は、MacBookを2年近く使って私が思った、MacBookの良かったところ・不満なところをまとめてみました。
私が使っているMacBook
私が使っているのはM1チップが搭載された13インチのMacBook Proです。
https://support.apple.com/kb/SP824?locale=ja_JP
現在発売されているMacBook Proとの主な違いは、「搭載されたチップの性能」と「新しく14インチと16インチがラインナップに加わっている」くらいのもので、性能は最新機種より劣りますが使い勝手としては似た感じなのかなと思います。
カスタマイズについてはメモリを16GBに、SSDを1TBに変更してあります。
使ってみて感じたMacBookの良さ
普段使いからブログや作業など、パソコンで行うことを全てMacBookに一貫して感じた良さは以下の通りです。
- 画面のドットが綺麗
- 動作が快適で処理落ちがほとんどない
- タイピングがしやすくて文字打ちがすごく楽
- アプリの往復が簡単でマルチタスクがやりやすい
- クリエイター用のソフトが軒並み対応している
画面が綺麗
1番最初に触って思った感想がこれでした。
最初の頃は新型なんだから当たり前だと思っていたのですが、Windowsなどの新型機種を見てMac特有のものだと実感しました。
というのも、Macの画面って文字もかなり綺麗なんですよね。
それが高解像度のモニターに出力されるわけですから、なおさら魅力的に感じる訳です。
あとは個人的な感覚などですが、CLIP STUDIOで絵を描いてた時に限界までアップしたところ、色の境界線がくっきりと分かったんですよ。
これに関してはMac特有とは言い切れませんが、この出来事も画面が綺麗だと感じた理由の1つです。
動作が快適で処理落ちがほとんどない
パソコンで一番重要なのは、なんといっても快適さですよね。
私がMacBook Proを初めて触った時に感じたのが、ストレスフリーな動作の快適さでした。
SSDが搭載されたパソコンは軒並み動作が快適みたいなので、もしかしたらMacBookの良さというよりはSSDの良さなのかもしれません。
ただ、M1Macの処理能力の高さも快適さの1つではあると思ったので上げさせていただきました。
タイピングがしやすくて文字打ちが楽
続いてはタイピングのしやすさです。
私はキーストロークが浅めのキーボードが苦手だったのですが、MacBookを店頭で触ってみて衝撃を受けました。
なぜかというと、ストロークが浅めにも関わらず押し込む感覚がしっかりとあって、非常にタイピングがやりやすいからです。
外付けキーボードだとタイピング性能が高いものも多いですが、ノートパソコンで外付けキーボードを使うと奥行きがかなり出てしまって結構不便なんですよね。
ましてやノートパソコンを選ぶ人って、外でも作業をしたりデスクをコンパクトにまとめたい人だと思っているので、なおさら外付けキーボードという選択肢はないのかなと思います。
そういう観点も含めて、MacBookが1番タイピング性能が高いノートパソコンだと思います。
アプリの往復が簡単でマルチタスクがやりやすい
Windowsでソフトを起動して最大化した時って、他のソフトに覆い被さる形で出てくると思うんですよ。
ノートパソコンだとこれがかなり不便で、複数の作業を同時進行するのが結構面倒になるんですよね。
デスクトップだと画面サイズが大きいので最大化しなくても見えますし、デュアルモニターという選択肢もあるのでそこまででもなさそうなのですが…。
Mac OSの場合は、最大化したソフトはスマホやタブレットのアプリみたいに1つの画面として表示されます。
別画面のソフトへの移動もトラックパッドの操作のみで可能ということで、直感的な操作でソフトの切り替えが可能となっています。
ホームボタンがないタイプのiPhoneを使っている人に説明するなら、ホームバーを横フリックするとアプリが切り替わりますよね、あれと同じ感覚です。
クリエイター用のソフトの大半がMacに対応している
M1Macが登場してからのAppleって、性能面のアピールがすごいと思うんですよ。
しかし、いくら性能が良くてもソフトが豊富じゃなければ意味がないですよね。
ところが、元からMacがクリエイターに好かれていたブランドという事もあってか、クリエイターが使うソフトに関しては大半がMac OSに対応しています。
私が使ったことのあるソフトだと、絵描きソフトの「CLIP STUDIO」、動画編集ソフトの「DaVinci Resolve」、音楽制作ソフトの「Studio One」、動画配信ソフトの「OBS」はMac OSに対応していました。
いずれのソフトもWindowsを使っていた友人から勧められてインストールしたのですが、動作も安定していて負荷もそこまでかかっている感じはありませんでした。(今は全く使っていませんが…)
どのソフトも負荷の高いソフトなので、これらが快適に動作するのは利点だと思います。
使ってみて感じたMacBookの不便なところ
「MacBookに変えてた結果いいことばかりでした」と言えれば良かったのですが、残念ながら不便に感じた部分もありました。
私が感じた不便な面は以下の3つ。
- 拡張ハブが必須アイテム
- 非対応ソフトの多さ
端子が少ないため拡張ハブが必須アイテム
MacBookの短所の1つ目は端子の少なさです。
MacBook Airや13インチのMacBook Proは外部端子がUSB-Cしかなく、SDカードをしたりHDMIで映像を出力するには外部端子が必須となります。
しかも、唯一搭載されているUSB-Cも端子が2個しかない上に、充電もUSB-Cでしか出来ないので定期的に端子の1つは充電用で埋まることになります。
現在売っているUSB-C対応の拡張ハブが4000円くらいですが、パソコンと同時に購入と考えるとそこまで安い買い物とは言えませんよね。
14インチや16インチのMacBook ProではHDMIとSDスロットが復活しているので、今なら拡張ハブを買わなくてもなんとかなりそうです。(その分値段は高めですが…)
MacOS非対応ソフトが多い
MacBookの良いところで「クリエイターソフトの大半がMacOSに対応している」と書きました。
そう、逆にいうと非対応のソフトもそれなりにあるって事なんですよね…
有名どころだと動画編集ソフトのAviUtlなどがMacOSに対応していません。
また、パソコンでゲームをする人はSteamを使うと思うのですが、こちらのソフトも8割近くは非対応となっています。
なので、パソコンで特定のソフトを使いたい・ゲームをしたいという方にはあまりおすすめ出来ません。
私は前述の通りリサーチせずに「ここまで凄いならゲームも出来るんだろうな」的な感覚で買ったので、対応ソフトの少なさに落胆しました。
ちなみにMacOSでもゲームができる方法はあるのですが、お金がかかったりオンライン状態でしか出来なかったりと結構面倒なのであまりおすすめは出来ません。
まとめ
今回はMacBook Proを使って感じた良いところ・不便なところをまとめました。
正直いうと人生初の高スペックPCということで良いところしか見えておらず、不便なところに関しては無理やり思い浮かべた感が否めません。
ただ、外部機器をたくさん接続する人やモニターに出力して使いたい人からしたら重要な部分でもあるので、不便な面として書いております。
個人的には満足度の高い買い物だったので、次回買い換える時もMacBook(またはiMac)にしようかなと思っています。