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速読と音読の使い分け

私が本を読む時は、速読と音読を使い分けて読むようにしています。

何でそんなことをするのかというと、自分が必要な情報を頭に残るようにしているからです。

今回は、私の読書の使い分け方とその理由をまとめたいと思います。

速読をする理由

私は新しく買った本や図書館で借りた本を読む時は、基本的に速読するようにしています。

何故かというと、内容を読んでみないと自分の為になる本なのかが分からないからです。

どのような本も誰かしらのためになるように作られた本ではあるのですが、それが自分に合ったものなのかは実際に手にとって読んでみないとわからないんですよね……。

なので、初めて読む本は必ず速読で読むようにしています。

そして、速読をするからには必ず全部を読み切るようにしています。

「はじめに」と「最後に」だけで自分に合う本なのかが分かると言われていますが、合わなかったからと言って読まない選択にはならないと思うんですよね。

実際にそういう考え方の人が一定数いる以上、そのような考え方も頭に入れておいて損はないと思って、自分と違う考え方の本でも一度手に取ったら読み切るようにしています。

そして、速読で読んだ本はその日のうちに行動するようにしています。

その日のうちに動いたほうが頭に残りやすいですし、速読ならば読む時間が1時間以内に収まるので、読んだ内容を実践する時間がその日のうちに取りやすいです。

そして実践してみて改めて自分の為になる本なのか、それとも自分とは違う考えの人のための本なのか考えます。

音読でじっくり読む本

音読でじっくり本は、何かに行き詰まってその本の内容が解決に導いてくれると思ったときです。

口で喋ることでアウトプットとインプットを同時に行い、自分の頭の中に内容が定着しやすいようにします。

また言葉のイントネーションも考えながら音読すると、著者が伝えたかったことを理解しやすいように思えます。

そして自分の音読を録音することで、オーディオブックの代わりも果たせるようになります。

なので、私は本当に大事だと思った場面では、時間を気にせずに音読で読むようにしています。

ノートを取りながら読書をしない理由

私は読書をする時にノートは出来るだけ取らないようにしています。

理由は3つありまして、その内の1つは読書にかかる時間が増えるからです。

時間をかけてノートを書きながら読んだとしたら、当日中に読み切るのって難しいんですよね。

そして数日かけて読み終わったとして、内容を実践するためには書いたノートを読みながらするしかありません。

それなら、1日で読んで覚えているうちに内容を実践したほうがいいというのが私の考え方です。

2つ目が、読書とノート取りを同時・または交互にやると集中力が切れやすいことです。

集中力が切れると、周りの雑音が気になるようになったり、内容が頭に入りにくくなるなど学習の邪魔になってしまいます。

また考えながらノートを纏めることになるため、雑念などで思考の乱れやすくなります。

逆に速読や音読は、文章に意識を向け続けないと内容を理解できないので、必然的に集中状態を持続できます。

なので、読書の際は本に集中するように心がけ、ノートを取りながら読む際は図書館など静かな場所を選びます。

最後に

正直な話、読書のやり方って人それぞれだと思うんですよね。

自分が速読と音読が合っているだけで、じっくり読みたい人もいればノートを纏めながら読みたい人もいる、それでいいと思うんですよ。

そして、学生時代の国語の授業や読書時間などで自分に合う読み方って大まかに分かる気がするんですね。

それなのに、本屋では速読の本がたくさん並んでて、中には瞬読という読み方も存在する。

それが自分に合った読み方ならいいんですが、合わない読み方に合わせて読書が楽しいのかなって思ってしまいます。

本を読んだ数=知識量と言うわけではないので、合わない読み方で読んだ本のどのくらいが自分の知識として残っているのかも気になるところです。

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